日常的にシミで悩まれている方は多く、大きなシミで悩んでいる方から、くすみが気になっている方まで様々です。 シミにはいくつかの種類があり、混在していることも多く、適切な診断とそれぞれにあった治療が大切です。

①老人性色素斑(日光黒子)

シミの中で最も頻度が多く、皆さんが一般的に”シミ”と認識しているもので、紫外線が原因でできます。シミの辺縁ははっきりしており、大きさやできる部位は様々です。

②雀卵斑

いわゆる"そばかす”と呼ばれるシミです。左右対称にでき、1つ1つの大きさが 似通っていることが特徴です。小・中学生から見られることが多く、紫外線でシミができやすい素因があると言われています。

③後天性真皮メラノサイトーシス(ADM)

両頬に多く、辺縁がはっきりせず、少し灰色がかっているのが特徴です。他のシミに比べて、皮膚の深い部分に紫外線刺激によりシミができることが原因です。

④肝斑

30-50代の女性に多く、頬などに左右対称に発症します。境界がはっきりせず、モヤモヤとぼやけていることが特徴です。基礎化粧品、紫外線、女性ホルモンなどが原因とされています。